Excel VBA 入門 その2 : Excel VBAの学習がおすすめな理由とその学習方法について - 便利なツールで事務処理をスピーディーに!

Excel VBA 入門 その2 : Excel VBAの学習がおすすめな理由とその学習方法について

StockSnap / Pixabay


皆さまこんにちは!

このサイトの管理者のHide(ヒデ)と申します。

前回のブログでは、Excel VBAがどのようなもので、利用することでどのようなメリットがあるのかについてお話しました。

今回は、Excel VBAをおすすめする理由と学習方法について考えてみたいと思います。一般的にExcelには普段、みなさんが学校や仕事でお使いのように、「データ入力や関数を駆使した集計に利用する」という側面と本ブログでご紹介している「プログラミングを行うことで作業を自動化する」という利用方法についての側面があります。

また、「Excelの関数や標準機能をどのくらい使い越せるか」というExcelそのものの学習レベルに関する側面もあります。

以上のことを踏まえると、一番ベストと思われる学習ステップは、「Excelの関数や機能をある程度使いこなせるようになってからExcel VBAの学習を始める」ということがまず考えられますね。

では、「Excelそのものの学習はそこそこにExcel VBAの学習は難しいのか?」というと決してそうではありません。私はこれまで様々な企業でExcel VBAを使ったプログラミングをしてきましたが、どちらかというと後者に該当し、Excelそのものの機能について後追いで学んできた方なのです。ですのでExcelの関数をバリバリ使いこなしている方を見るとうらやましく思ってしまいますね(笑)。

ただ、やはり、これまでExcelの関数や機能を使いこなしてきた方には、Excel VBAでプログラミングする際により有利に働くことも事実です。この点についても追って見てきましょう。

スポンサーリンク
Simplicityのレクタングル広告(大)

Excel VBAの学習がおすすめな理由

前回のブログでプログラミングとは「作業手順に関する命令を記述すること」という点については何となくご理解頂けましたでしょうか。プログラミングする際の命令ですが、用途により色々な種類と文法があり、これを一般にプログラミング言語といいます。Excelのプログラミング言語はこれまでに出てきたVBAという名前なのですが、他に有名なものとしてはWebサイトなどで利用されるJavaやPHP、ゲーム開発などで利用されるC++などがあります。その中でもExcel VBAはVBA(Visual Basic for Applications)という名称の中にあるBASICという言語が基になっており、文法が比較的簡単で習得もしやすく、業務での使用にも直結するということで初心者の方にはおすすめとなっております。

Excel VBAの奥深さ

Excel VBAは奥が深く、プログラミングする際に、ベースとなっているBASIC言語による記述だけでなく、みなさんが普段シートで使っている関数を利用したり、Excelの標準の機能である並び替えの機能を組み込んだり、マクロ機能で記録してプログラミングされた部分を転用したりすることができます。先ほど、Excel VBAでは「Excelの関数や機能を使いこなしてきた方には有利に働く」とお伝えしましたが、その理由はここにあったのです。

Excel VBAと他のプログラミング言語の違い

通常、各プログラミング言語で作成されたプログラムはソフトウェアやアプリケーションという形で私たちに提供されます。具体的には簡単なソフトであればファイルの拡張子が「.exe」のものをダブルクリックすれば使えますし、大きなソフトになると一度インストールしてから起動できるようになります。しかし、Excel VBAの場合は、Excelファイルそのものにプログラムを持つ形となるため、まずパソコンにExcelが入っていないと実行できません。またExcel VBAは他の言語と違い、Excelのシートが使えるという点があります。これも大きな特徴です。Excelを使ったプログラミングのため、必然的にExcelのシートやファイルの処理によく利用されますがExcel以外の処理の用途でも利用されます。

本ブログで学べること

本ブログ「Excel VBA 入門」では、これから何回かに分けてExcel VBAによるプログラミングについて学んでいきます。本ブログはプログラミングの初心者の方を対象としていますのであまり難しいことには深入りせず、ブックやセルの操作を除いた(※1)簡単なプログラムの例を通してVBAの元になっている「BASIC言語の基礎」と「プログラムの動き」を理解することを主眼に置いています。なぜここに主眼を置いたかと言いますと一番挫折しやすいポイントと思ったからです。最終目標はExcelのセル操作を含む多彩なプログラミングであることは確かですが、いきなりこの部分を学ぶよりもその1つ前段階のプログラムの基本的な文法と動きを理解すれば、Excel VBAの応用的な部分もすんなり理解できるようになるのではと思いました。また、図や解説を多く記述し、スマホやタブレットでも学びやすいように配慮しております。本ブログが本格的にExcel VBAを始める前のファーストステップとしてお役に立てれば幸いです。

※1について:ブックやセルの操作を含む全ての内容につきましては、有料となりますが、下記リンクにございます電子書籍にて扱っております。ご興味のある方は、ぜひご覧頂ければ幸いに存じます。

今回のブログはここまでとなります。

お疲れさまでした。

ブログの続きはこちら

Excel VBA 入門 目次ページ はこちら

【電子書籍出版のご案内】
本ブログで扱っている「Excel VBA 入門」の内容が、内容を大幅に増やした形で電子書籍(Kindle)になりました。ご興味のある方は、ぜひご覧頂ければ幸いに存じます。
Excel VBA に挫折しないためのプログラミング超入門 (基礎から応用まで)

スポンサーリンク
Simplicityのレクタングル広告(大)
Simplicityのレクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする