電子書籍(Kindle)を出版する際の流れとおすすめの本(解説書)について

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皆さまこんにちは!

このサイトの管理者のHide(ヒデ)と申します。

今回は、電子書籍(kindle)を出版する際の流れとおすすめの本についてお話したいと思います。

私は昨年、初めてAmazonで電子書籍(Kindle本といいます)を出版したのですが、実は出版にこぎつけるまで紆余曲折あり、結構大変でした(苦笑)。

その理由ですが、私自身が電子書籍の端末(Kindle端末といいます)を持っていなかったので、これを購入する必要があったのと、電子書籍を作成して販売するまでの流れをつかむまでとても時間がかかってしまったからです。

私は、まず初めに電子書籍のデータを作成する方法を調べ(Wordで出来そうな事が分かり)、一旦Wordで作成を始めてみたのですが、私のように図を多用するような電子書籍の作成にWordは向いていないことが分かりました。

次に電子書籍のデータをAmazonのサイトにアップする方法について調べてみましたが、その手順が難しく感じ、調べているだけで頭が痛くなってしまいました。

そこで、今回のブログでは、これから電子書籍の出版を目指す方に、電子書籍の作成と出版までの流れを迷うことなく進められるように、私の経験談を交えながら書かせて頂きました。また、私がお世話になった解説本についても2冊ほどご紹介させて頂いております。

まずは、電子書籍の作成の前にあると便利なKindle端末についてお話させて頂きます。

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1. 電子書籍を作成する前にKindle端末を購入しましょう

先ほどもお伝えしましたが、私は電子書籍を作成したかったのですが、そもそも私自身が電子書籍を閲覧する端末を持っていなかったので「Kindle Fire HD」というKindle本を読める端末を購入しました。この端末はAmazonで購入した電子書籍を閲覧できるだけでなく、実はもう1つメリットがあります。この点については後述しますね。

2. 写真や図入りの電子書籍を作成する際におすすめ本について

電子書籍を作成する場合、そのデータをどのソフトで作成するか決める必要があるのですが、私は当初、Wordで電子書籍の作成を試みて失敗してしまいました。

その後、電子書籍を作成する解説書として購入したのが「電子書籍・フリーソフトのSigilで自己出版」という本になります。

「電子書籍・フリーソフトのSigilで自己出版」はこちら

この本では「Sigil」というフリーソフトを使って(横書きの)電子書籍を作成する方法を解説していますが、操作方法などの解説がとてもわかりやすく、また写真や図などを入れて電子書籍を作成する方にはおすすめとなります。Sigilは海外製のソフトですが、日本語のメニューで利用できるので使用上問題ありません。

他のサイトではSigilは海外製のソフトでエラーも出るので使えない旨の記述を見たことがありますが、私が利用した限りでは、若干気になる点もありましたが(※後述します)、ほぼ問題なく電子書籍を作成できました。

3. Sigilで電子書籍を作成する際の流れ

3-1. 拡張子「.epub」のファイルを作成する

Sigilというソフトで文章を入力して保存すると、拡張子が「.epub」という形式のファイル(Epub3形式と言います)が作成されます。私が作成した本(ファイル)の場合、下記のようなアイコンになっています。

このファイルを電子書籍のデータとしてAmazonのサイトにアップもできるのですが、実際には拡張子が「.mobi」という形式に変換してAmazonのサイトにアップするのがおすすめです。つまり、拡張子が「.epub」のファイルを「.mobi」の形式に変換する必要があるのですが、これはとても簡単にできます。この点については「3-2.」のところで解説します。

先ほどSigilというソフトを使用していて若干気になる点があるとお話しましたが、この点も含めてSigilを利用の際に3点ほど注意点がありましたので、ここでご説明させて頂きます。他のサイトの方でSigilは使えないとおっしゃっているのは下記の問題かもしれませんが、私的にはそれほど大きな問題ではありませんでした。

・文章を入力している最中にカーソルの点滅が消えてしまうことが時々ありました。(最新版では解消されている可能性もあります)その場合、自分の入力したい所で再度クリックしましょう。クリックしてもカーソルが出ないことがまれにありますが(笑)、文字は問題なく入力できます。

・先ほどご紹介した解説書を見て頂くとわかりますが、Sigilには2つのエラーチェック機能がありますので、文字を入力しながら、時々エラーチェックを行いましょう。電子書籍作成途中の場合、エラーが少しでるかもしれませんが、解説書通りに本のデータを完成させれば、エラーは消えます。

・上記のエラーチェックに関連しますが、エラーチェックした際に、見た目上問題なさそうなのに「〇〇行目でエラー」のようなエラーが出た場合は、その部分の文章をメモ帳などへ貼り付けた後、一旦Sigilから削除し、再度メモ帳から貼り付けて、再度エラーチェックしてみてください。

ここまで、Sigilを利用する際の注意点について書かせて頂きましたが、ソフト自体もとても良くできていると思います。

先ほどの解説書を見ながら作成していけば難しくないですし、また電子書籍特有の2つの目次(本の先頭付近に入れる目次+Kindle端末の左サイドから引き出せる目次)の両方をしっかり作成できます。

電子書籍を購入してみると分かりますが、この2つの目次ができていない本も多いです。恐らく他のソフトで作成されたと思いますが、Sigilならきちんと作成できます。

3-2. 拡張子が「.epub」のファイルを「.mobi」の形式に変換する

Sigilで作成した拡張子「.epub」のファイルを「.mobi」の形式にを変換できるのが、Amazonが無料で提供している「Kindle Previewer」というソフトです。これは元々、パソコンで電子書籍を閲覧するためのソフトなのですが、ファイル形式を変換してくれる機能も併せ持っています。

Kindle Previewer のダウンロードはこちら

この「Kindle Previewer」をダウンロードしてパソコンにインストールすると、下記のようなアイコンができます。



このアイコンにSigilで作成した(拡張子が「.epub」の)ファイルをドラッグするだけで、拡張子「.mobi」のファイルができます。このファイルをAmazonのサイトにアップすれば良いわけです。簡単ですね!

上記の手順で拡張子「.mobi」のファイルが作成できますが、これは電子書籍が完成した後もそうですが、電子書籍の作成途中でも拡張子「.mobi」のファイルを作成するようにしましょう。というのが、とても便利なことに、拡張子「.mobi」のファイルを作成すると、このファイルをパソコンから自分のKindle端末に転送して、出版されたときとほぼ同じような形(※)で事前チェックができるからです。

※文字のサイズや表示位置、画像の品質など、若干違う点もありますが、ほぼ同じ形でチェックできます。

ここで拡張子が「.epub」のファイルをKindle Previewerのアイコンにドラッグした際の動きについてご説明します。ファイルをドラッグすると、下図のように「電子書籍をコンパイルしています」というメッセージが表示されます。

しばらくすると下図のように「本が正常にコンパイルされました」と表示されます。もしこの画面でエラーや警告というメッセージが表示された場合は、Sigilのソフトの方でエラーチェックを行い、エラーがないか確認してみてください。(本の作成途中では警告などが出る可能性もありますが、本の完成時点では、この画面でエラーが出ないようにしましょう。)この画面で「OK」ボタンを押すと、パソコン画面上に電子書籍ファイルが開きますが、パソコンで確認するよりもKindle端末で確認した方がよいので、この画面は×ボタンで閉じましょう。

ファイルの変換が終わると、拡張子が「.epub」のファイルが存在するフォルダに新にフォルダが作成され、その中に下図のように拡張子「.mobi」のファイルが作成されます。

3-3. 本の作成途中で定期的にKindle端末で見栄えをチェックする

上記までで、拡張子「.mobi」のファイルが作成できますので、これをKindle端末に転送して見栄えをチェックしましょう。みなさんのパソコンとKindle端末をUSBケーブルで接続し、コンピューターアイコンを開くと、下図のようにFire HDというアイコンが表示されます。このアイコンをダブルクリックします。

続いて「内部ストレージ」→「Documents」の順に開きます。この「Documents」フォルダの中に下図のように先ほど作成した拡張子「.mobi」のファイルをドラッグしてコピーします。

次に、Kindle端末の画面を表示し、ホーム画面の左下にある「ドキュメント」というアイコン(下図参照)をタップします。

すると、画面上に先ほど「Documents」フォルダにコピーした拡張子「.mobi」のファイルが表示されるので、このファイルをタップすればKindle端末上で出版前の事前チェックが行えます。この点が電子書籍を作成する上でKindle端末があるメリットとなります。

このような流れで、電子書籍のデータを作成していきます。そして最終的に完成した拡張子「.mobi」のファイルをAmazonの所定のサイト(KDPといいます)にUPします。

KDPのサイトはこちら

ここまでで、電子書籍のファイルの作成はお分かり頂けたかと思います。但し1点補足があります。

3-4. 表紙データの作成

ご説明の順番が多少前後してしまいましたが、SigilでKindle本(拡張子「.epub」)のファイルを作成する場合、本の作成途中でも完成直前でも良いですが、本の表紙となる画像を拡張子「.jpg」(※)ファイルで作成し、このファイルをSigilで取り込む必要があります。この画像は本のデータに組み込むもので、実際に読者の方がKindle端末上で見る表紙にもなります。この操作方法については、解説本の中に書かれています。

また、これとは別に、KDPのサイトに拡張子「.mobi」のファイルをアップする際に、別途、上記※の表紙の画像データのアップが求められます(これは、Amazonのサイトで本の紹介などに利用される画像と思われます。)

表紙の画像については、任意のソフトで「横幅625×縦幅1000」(単位はピクセル)のサイズでJPEG(.jpg)形式で作成します。私の場合、下図のようにWindowsに元々入っているペイントというソフトを利用して作成しました。

電子書籍のデータの作成については、上記の点にご注意ください。

4. 電子書籍のデータをKDPに登録するに当たりおすすめの本について

電子書籍のファイル(拡張子「.mobi」)と表紙のデータ(拡張子「.jpg」)が作成できたら、いよいよこのデータをKDPのサイトにアップします。ただ、この時の登録が初めての人には分かりずらく、電子書籍の出版に挫折してしまう要因ともなっています。

私も当初やり方が全然わからなかったため、この手順について書かれている本を購入しました。私が購入したのは「さるでもできるKindle電子出版」という本になります。

「さるでもできるKindle電子出版」

こちらの本ですが、電子書籍の作成方法についても記述されていますが、私の場合、先ほどお話したような形でSigilで電子書籍のデータの作成自体は終わっているので、この本の中のKDPへの各種データ登録の部分を参考にさせて頂きました。

KDPでの登録ですが、初めて利用する場合、アカウントの登録や銀行口座の登録等などがあり、初心者の方にとって分かりずらいものとなります。それをフォローしてくれるのが、この本になります。

その後、電子書籍のデータや表紙の画像データをアップしますが、その際に本の紹介文を登録したり、値段を登録したりということが発生します。そのため、本のデータをKDPにアップする際には事前準備が必要なのですが、この点についてもこちらの本に記載されていますので、おすすめとなります。

但し、KDPのサイトについては、定期的に画面内容や構成が変更されるようで、本の内容と実際のKDPの画面を比較した場合、(今後改訂されるかもしれませんが)本の内容が若干古いなと思う部分もありました。そのため、実際には「この本」+「ネットで検索で調べる」ことで、問題なくアカウントの登録や銀行口座の登録、本の登録を行うことができました。

上記の本で不足している点や実際の画面と異なる点については「KDPアカウント,登録方法」「KDP,銀行口座,登録」などでネットで検索すれば、マニュアル化された形のサイトがヒットしますので、まず問題ないかと思います。

ここまで、電子書籍(kindle)を出版する際の流れとおすすめの本について書かせて頂きました。

5. その他の注意点について

ここでは電子書籍を作成するに当たってのその他の注意事項についてご説明させて頂きます。

5-1. ファイルのサイズについて

注意点の1つとして、電子書籍そのもののファイルサイズ(MB)や電子書籍内に挿入するファイルサイズ(MB)があります。最近になり、制限が緩和されたようですので、そんなに心配はいらないと思いますが、電子書籍の作成を始める前に、念のため「Kindle,画像ファイル,サイズ」や「Kindle,ファイルサイズ」などで検索してチェックしてみましょう。

5-2. 画像の利用について

Sigilで電子書籍を作成する場合、文章内に画像を挿入することができます。ファイル形式としては「.jpg」や「.png(但し表紙は除く)」を利用できます。画像を挿入する際ですが、写真などではなく、文字が中心の画像の場合、その画像をペイントのソフトなどで一旦、2倍もしくは3倍に拡大し、その後、横幅を600ピクセル位にカットするとKindle端末で綺麗に表示できるようです。但し、画像によっては横幅を600ピクセルでカットすると文字が切れてしまうこともあるかもしれませんので、その場合は、仕方ないですが横幅をカットしない状態で取り込むと良いです(拡大しないよりは綺麗に見えます)。

6. 免責事項について

補足になりますが、今回のブログでご紹介させて頂いたKindle端末や書籍については、私個人の感想となりますので、ご購入や実施に当たっては皆さんのご判断の元でお願いできればと存じます。

7. まとめ

ここまで、電子書籍の作成までの流れについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。みなさんも、ぜひ電子書籍の作成にチャレンジしてみてください。

今回のブログは以上となります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!

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